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幼稚園だより(月報) 2016年3月


3月
聖句:光の子として歩みなさい。

伊集院キリスト教会 牧師・園長 麦野達一

 幼稚園の一年の歩みが間もなく終わろうとしています。「光陰矢の如し」といいますが、まさにあっという間に月日が過ぎ去った感じです。子どもたちと共に同じ月日を過ごしてきたのですが、大人にとって「あっという間」の一年間も、子どもにとってはじっくりと過ぎていった濃厚な月日だったのではないでしょうか。子どもの時期は心も体も大人には想像もできないようなスピードで成長します。それも年齢が低ければ低いほどその成長は顕著です。4月の白帽子さんと3月の白帽子さんは明らかに違います。まさに「神様が成長させてくださったのだなあ」と実感する3月です。
 毎月一つずつ覚えてきた聖書の言葉ですが、3月の言葉は伊集院幼稚園が常に大切にしてきた聖句です。伊集院幼稚園の子はみな「光の子」です。神様の愛の光に照らされた子どもたちです。太陽は地球をはじめ太陽系の惑星たちに光と熱を届けています。しかしもし太陽の周りに一つも惑星がなかったとしたら、太陽はその存在意義を失ってしまいます。太陽は惑星の存在を必要としているのです。同様に光の源である神様も人間という惑星を必要としています。神様は光を人間に受けて欲しいと願っているのです。そして私たちは神様からの光があるからこそ、希望を持って生きることができます。しかし受ける側がくすんでいたらせっかくの光が十分に輝きません。ですから私たちは神様の光をしっかりと輝かすことができるように自分をよく磨いておく必要があるでしょう。
 子どもたちが毎月覚えていった神様の言葉(聖書の言葉)は子ども達を磨きます。人間がもともと持っているザラザラとした心をツルツルにし、柔軟な心へと変えてくれます。わたしたちは最初から光の子だったわけではありません。御言葉に少しずつ磨かれて真の光の子へと成長していくのです。そして光の子としての歩みは幼稚園を卒園しても続きます。一生続く光の旅に共に出かけましょう。教会では毎週日曜日に光の源である神様を礼拝しています。世代を超えた「光の子」が集う教会へぜひどうぞ!

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3月のテーマ「おおきくなった」

伊集院幼稚園主任教諭 美園実保

 1年の締めくくりの3月を迎えました。約1年前の4月を振り返れば、3月の月主題の『おおきくなった』が大きくうなずける喜びの3月でもあります。
 先日開催し、皆様にもお越しいただいた今年の生活発表会は、各クラスの一年の振り返りに重点を置いた発表会にすることが出来ました。まだまだ充分ではありませんが、各クラスの子どもたちの成長と感謝を表すひとときとして自然な感謝の表現を喜びをもってお伝え出来たのではと思っています。たくさんのご声援を本当にありがとうございました。そして、何より子どもたちの笑顔と先生たちの笑顔が、お互いにかけがえのない存在であることを確認できたことは何よりの収穫でした。
 先日の礼拝は、『主(イエス様)は、羊飼い』というテーマでした。100匹の羊を飼っている羊飼いの1匹が迷子になります。羊飼いは、迷子の1匹を探すために残りの99匹の羊を置いて出かけ、見つかった時は残りの99匹の羊と共に喜びます。子どもたちは、迷子の羊の1匹に自分を重ね合わすかのようにしてお話に耳を傾けていました。そして、見つけてくれた羊飼いに抱かれた迷子の羊は、もう迷子ではありません。そのことを一緒に喜びました。神さまの前では子どもたち、私たち大人も保育者も同じく羊です。小さな存在の私たちをどんな時も見捨てず愛して下さる神さまの存在に気付いた時、安心と希望が与えられます。その礼拝で1年を振り返りつつ歌った幼児さんびかを2曲紹介致します。

ひとりひとりのなをよんで 
あいしてくださるイエスさま
どんなにちいさなわたしでも
おぼえてくださるイエスさま

どんなときでも どんなときでも くるしみにまけず
くじけてはならない イエスさまの イエスさまの 
あいをしんじて


今年度、残り少ない一日一日を大切に、どんな時もこのイエス様の愛を希望として未来に向かう子どもたちを心から応援していきたいと思います。たくさんの感謝と共に…

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輝くあなたのために(12)~光の子~

伊集院幼稚園教諭 麦野節子

今年度は、「置かれた場所で咲きなさい」(渡辺和子著)をもとにみなさまと幸せな生き方を分かち合いたいと思います。

マザーテレサが修道会のシスターたちに言いました。
「空腹の人たちへパンとスープをわたす時、あなた方は受け取る一人ひとりにほほえみかけたでしょうね。ちょっと手に触れてぬくもりを伝えましたか。短い言葉かけを忘れはしなかったでしょうね。」と。

ほほえみ、ぬくもり、やさしい言葉は、苦しみ悲しみの中にある人たちに生きる希望を与えてくれます。

私たちは愛する子どもたちを与えられています。
その子どもたちにいっぱいほほえみとぬくもりとやさしい言葉を与えてゆきましょう。
子どもたちは人にほほえむ豊かな人に、人にぬくもりを与える温かい人に、人にやさしさを与える花のようにかぐわしい大人へと成長してゆきますよ。

皆様方の上に神さまの加護がゆたかにありますように!



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