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幼稚園だより(月報) 2017年5月


5月
5月の主題「見つける」

伊集院幼稚園 園長 美園実保

 あっという間の4月でしたね。初めての4月の行事、お仕事との両立、本当に毎日お疲れ様です。登園時、涙の別れに背を向け涙を流すお母さん、少しも泣かない我が子の別れに拍子抜けするお母さん等々、どのご家庭にもたくさんのエピソードが生まれたことでしょう。
菜種梅雨の後の新園舎側園庭には、土がしっかり入り、中心のイチョウの木の根っこの筋もきれいに隠れて、心なしか元気になった様な気がします。かわいい砂場もできました。
子どもたちは何を見つけるのかなあとちょっと観察。仕切りから見える旧園舎大解体ショーに見入る男の子、ジャングルジムからも眺めます。年中の男の子スコップ片手に園庭を掘り始めました。工事中です。そして、いろんな所に穴。見つけましたね。ダンゴムシ、幼虫、とかげ、蜘蛛。そして、たんぽぽや草花、植木鉢の可愛いお花も年少さんの女の子の手の中で、花束に。
さあ、お片付けの後のお集まり。少しずつ落ち着いてきました。先生たちの工夫が見つかります。ご挨拶から、お名前呼び、そして心を込めてお祈りします。今日も元気に幼稚園に来ることができたことを感謝し、お休みのお友だちのことを覚え、心を向けます。
保育者の言葉に子どもたちが耳を傾け、保育者自身も心からそう思う毎日です。イエスさまの幼稚園では、子どもも保育者も保護者も皆が大切な存在です。神さまが、愛してくださっています。
まず、ご自分が愛されていることを忘れないでください。小さな私たちにも、神さまは、家族、友人、ご近所さん、職場、家庭を与えて下さいました。慌ただしかった4月を振り返りつつ、若葉の5月の連休に皆で小休憩しましょう。支えてくれた周り方々に感謝しつつ…
 連休あけの5月のエピソードも楽しみにしたいものです。

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聖句「コリント二4:18」

伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一

 現在、毎日のニュースで北朝鮮のことが盛んに取り上げられています。マスコミは「これまでにない危機」を煽り、今にも戦争が始まりそうな気配を振りまいています。実際に北朝鮮の政府や報道は、いつでも戦争を始め、勝利を収める準備があるのだと威勢の良い言葉を連呼していますし、インタビューを受ける「町中の人」は、口々に偉大なる将軍さまを支持するのだと言います。これが日本にいる私たちがマスコミを通して「見ている」北朝鮮の現在の姿です。
 数年前に韓国と北朝鮮の国境にある展望台に行きました。イムジン川を挟んで、向かい側には北朝鮮を自分の目で見ることができます。そこには7〜8階建てのマンションが立ち並んでいました。韓国側から見ると立派な建物なのですが、実はそのマンションはすべてハリボテなのです。マンションの形はしていますが、中身は空っぽで、もちろん人は住んでいません。北朝鮮は「いかに自分たちはすごいのか」を誇示するためにそのようなハリボテのマンションを国境沿いに作っているのです。それを見て、見た目だけでは物事のすべてを理解することはできないのだと思わされました。
 聖書に登場する伝道者のパウロは、コリントの教会の人々に宛てて書いた手紙の中で「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。」と述べています。見えないものに目を注ぐとはどういうことでしょうか?幽霊やお化けを見るということでしょうか?私は「夢を見る」ことだと思います。まだ実際にこの目で見ることはできないけれども、神は最高のものを与えてくださると信じて夢を描くのです。
 この土台にあるのが信仰です。世界を創造し、すべての生き物に命を与え、日々養ってくださる神への信仰です。この神は私たちをすべての命あるものが愛し合い平和に生きる世界へと招いてくださいます。しかし北朝鮮やシリアを始め、現在の国際情勢を見るとそんなことは夢物語のように思えます。それでも信じる者は夢を見るのです。まだ見ぬ平和な世界を信じて祈り続けます。子どもの未来も見えません。それでも私は子どもたちの素晴らしい未来を夢見つつ祈っています。保護者のみなさんも神様に祈ってみて下さい。教会の方々もみなさんのために祈っています。だから大丈夫です。イエス様が一緒の伊集院幼稚園の子どもたちは、祈りの中でしっかりと成長していきます。神は見えないけれど、私たちと共におられますから。

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マナタイム(第1回レポート)

伊集院幼稚園教諭 麦野節子

「あなたがたに平和があるように」(ヨハネ20:26)

イエスさまは、不安でおののく弟子たちに「大丈夫、
私は、ここにいますよ」と語っています。

幼子たちは、大好きな母の手から離れ、自立してゆか
ねばなりません。
大泣きの子どもたち、お母さんや園の先生の「大丈夫」
を受けとめる中で、今では、泣かなくなりました。

子育ては、「大丈夫」の大きな愛でその子の気持ちを
分かってあげ、全面受容することだと思います。

そのための、四つの「S」をお届けします。
①すばらしい ②すてき ③すごい ④さすが」で
す。この四つの魔法の言葉かけで親子関係が、今以上に
豊かになりますように!

5月の「マナタイム」:
9日(火) みことばの学び
16日(火) フリートーク
(光が丘チャペル・シャロン・午前10時)
みなさまのおいでをお待ちしています。



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