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幼稚園だより(月報) 2017年2月


2月
今月の主題「信頼」

伊集院幼稚園 園長 美園実保

 凍てつく朝が続いています。幼稚園の園庭もマイナス4℃の日も
ありました。さすがに、砂場の水道も凍って水も出ない朝。
氷に歓声をあげる子どもたち。そう長くは続かないこの寒さの中で
今、冬を満喫しています。
 それでも、11月にみんなで植えたチューリップの球根からは、かわいい緑の三角の芽が出てきています。また、お部屋にある水栽培のヒヤシンスの球根は、一足先に花を咲かせる準備を始めています。この球根からは、命と希望を皆で学びます。そして、小さなヒヤシンスの花は、優しい香りを放ってくれます。楽しみです。
「あのね、今は寒いけど、春は絶対に来るんだよ。神さまが、約束してくださっているよ。」とまだ見ぬ未来を守って下さる神さまに信頼しているかのようです。子どもたちは、ジーッと球根を見つめ、給食の後にコップで球根に水をあげています。
 そして、私たち保育者は、この寒さの中でも守られている命をとりあげ、毎日の祈りに覚えていく2月でもあります。
『球根の中には 花がひめられ さなぎの中から 命はばたく
  寒い冬の中 春はめざめる その日 その時を ただ 神が知る』
こんな素敵な賛美歌(神さまをたたたえるうたのこと)がありました。
この歌詞と球根の風景が、大切な子どもたちの未来と私たちの毎日に、たくさんの希望を与えてくれます。
 今、どのクラスも生活発表会の準備をしています。4月から一緒に過ごし、いっぱい遊んできた仲間です。信頼できる仲間と共通のイメージをもちながら、作り上げています。先生たちも祈りつつ、頑張っています。どの子にも成長を感じる時とひかり輝く場面を与えてくださる神さまです。お楽しみに。
感染症も猛威をふるう2月です。
保護者のみなさまもご自愛くださいませ。

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聖句「わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。」(コリント二4:18)

伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一

 我が家の子どもたちが通った神奈川県の幼稚園では、クリスマス会の時に子どもたちがプレゼントをもらいました。ここまではよくある話しなのですが、この園が違ったのは、そのプレゼントを用意するのは保護者で、必ず手作り。そして予算も500円以内と決まっていたことです。私たち夫婦は毎年その時期になるとあれこれと頭を悩ませ子どもに見つからないようにプレゼントを準備しました。ある年には新幹線の絵の入った時計(もちろん動きません)、ある年にはデカレンジャーのアップリケ(手作り)のついたフリースのマフラー、そしてある年はウルトラマンの着ぐるみのような着る毛布を作りました。(本物にかなり近い!)
 用意されたプレゼントは、幼稚園のクリスマス会の日に外国人の方がサンタに扮して子どもたちに手渡します。もらった時に幼稚園でカード(これも手作り)は見るのですが、プレゼントを開封するのは家に帰ってからです。それは子どもたちが他の子のプレゼントと比較しないための園の配慮でした。それぞれのプレゼントはお父さんやお母さんの思いが詰まった「スペシャル」なものです。このプレゼントを通して本当に伝えたいのは、保護者から子どもへの「愛情」です。
 この園はキリスト教保育の幼稚園ではありませんでしたが、「見えないものを信じる」ことを大切にしていました。そのことを具体的に表すための一つの手段が手作りのクリスマスプレゼントだったのです。プレゼントという具体的に目に見えるものを通して、子どもたちはその背後にある見えない親たちの思いを感じるのです。それは既製品ではなかなか味わえないものでしょう。確かに手作りの品は完全な形ではありませんし、どこかいびつなところもあります。しかしそのいびつさの中に現れる親の愛情を子どもたちは感じとるのではないでしょうか。そしてそうやって受け取った思いが子どもたちの中に見えない存在への信頼感を形作るのだと思います。
 伊集院幼稚園では見えない存在である神様に毎日お祈りします。大人である先生たちが祈りのリードをすることで子どもたちは見えないものに信頼することの大切さを日々感じ取っていくのです。祈る相手である見えない神様は全知全能な完全なるお方です。だから絶対に信頼できるのです。子どもだけでなく、大人も祈ってみませんか。

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”マナ タイム”通信(11)

伊集院幼稚園教諭 麦野節子

 

楽しく家事をこなしていくためにみなさまも色々と工夫されていることでしょう。

今回(1月)のマナタイムでは、「重曹」による家庭ピカピカ作戦と「常備菜」による手早く体に良い食事の工夫、手つくりのおやつなどを学びました。

「重曹」一つあるだけで家じゅうが、ピカピカになりますよ。害がなく安心して使えます。詳しく知りたい方は、園へお尋ねください。
日々の献立、かいもの、作り方と悩むことの多い食生活。

「常備菜」があれば1品2品と食卓が豊かになります。
青葉の佃煮、ニンジンきんぴら、たたきゴボウ、ひたし豆、エノキだけの佃煮、チリメンいり煮、削り節の佃煮。

以上の「常備菜」は、ミネラル、ビタミン、植物繊維などの多いもので頭と体を生き生きさせてくれるのに役立ちます。
2月のテーマは、「嫁と姑」です。
(14火・28火、午前10時・ザビエルホール1階)
みなさまのご参加をお待ちしています。

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