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幼稚園だより(月報) 2016年12月


12月
今月の主題「喜び」

伊集院幼稚園 園長 美園実保

 クリスマスが近づいてきました。幼稚園の各お部屋でもクリスマスの飾り付けがひとつずつ増えています。子どもたちが他のクラスのクリブやリースの飾り付けを嬉しそうに探して回る姿が見られます。
 月曜日の礼拝では、教会のアドベントに合わせて、ヒイラギの葉のアドベントクランツがお目見えしました。
そのアドベントクランツにはろうそくが4本立っています。1週ごとに1本ずつろうそくに明かりをともしながらクリスマスに一番近づく19日の礼拝では、4本の明かりが輝きます。「ひとつずつ」「一本ずつ」には、クリスマスの本当の意味を考えながら、喜びに喜びが増し加えられていくようです。
 そのクリスマスの喜びに心を合わせて、表現していくのがページェントでしょう。
 伊集院幼稚園でもこのページェントは創立の頃から続いています。さて、82年経た今日もたてわりのクラスならではのページェントの練習が進んでいます。私たち保育者がその中で、心していることが、聖書のクリスマスの真理は変わらないということ。しかし、今年の今の成長の子どもとの息づくクリスマスは今年だけですので精一杯このページェント(降誕劇)礼拝をおささげしようと思っています。世界中でも遥か昔から、行われているページェントです。私たち、大人も子どもと一緒にじっくりと聖書の物語におもいをはせる12月3日でありたいと思います。
 そして、そこに、喜びをたずさえて、「よろこびん」を大切に持って、子どもたちが登場します。
 数々の社会の出来事をそれぞれの家庭で振り返り、世界に目を向けることをこのクリスマスの時期、取り組んで参りましょう。
そして、幼稚園とご家庭が一緒になって、小さな私たちにできることを考えていきましょう。それぞれのご家庭に神様からの祝福が注がれますように、心を込めて祈ります。 メリークリスマス!

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聖句「おめでとう、恵まれた方。主があなたと共におられる。」(ルカ 1:28)

伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一

 クリスマスおめでとうございます。町中がなんだか心を踊らせる時期、クリスマスがやってきます。幼稚園では12月2日(土)にクリスマス降誕劇礼拝(ページェント)を行います。町で一番早いクリスマスのお祝いではないでしょうか?子どもたちは救い主イエス・キリストの誕生という「嬉しい知らせ(ゴスペル)」を伝えるために毎日一生懸命練習に励んでいます。どうぞページェント当日をお楽しみに。
 クリスマスにはさまざまな登場人物、ドラマが展開されます。その中でも中心的な役割を果たすのがマリアです。救い主の母親として有名なマリアですが、マリアにとってのクリスマスとは「とんでもない」出来事だったでしょう。当時の女性の適齢期は13〜15歳と言われていましたからマリアもそれぐらいの年齢でした。その「女の子」に天使が言うのです。「おめでとう!〜あなたは身ごもって男の子を産む」もちろんマリアには赤ちゃんを身ごもるようなことをした覚えはありません。なのに妊娠を告げられ、しかもそれを「おめでとう!」だなんて。この時マリアの頭の中をどんなことが駆け巡ったでしょうか?「私の身に一体何が起こっているの?」「赤ちゃんを産むってどういうこと?」「婚約者のヨセフはどう思う?」戸惑ったマリアは天使に問い返します。「どうして、そのようなことがありえましょうか。わたしは男の人を知りませんのに。」すると天使は答えます。「生まれる子は聖なる者、神の子と呼ばれる。」と。そしてそのやり取りの末、マリアは「お言葉どおり、この身に成りますように。」と、赤ちゃんを産むことを受け入れるのです。
 年端もいかない女の子が突然妊娠を告げられ、神の子を産むのだと言われ、それを受け入れる。一般的な感覚からすればありえない話です。しかしマリアは神に「選ばれた」のです。そしてその選びと委託には「主があなたと共におられる。」という神の保証(約束)が付いていました。
 それぞれの家族に与えられている子どもも含め、私たちにも神様から託されたものがあるでしょう。それは時には大きすぎて担いきれないと感じることがあるかもしれません。でも安心してください。大丈夫です。私たちにも「主があなたと共におられる」のです。
これがクリスマスの一つのメッセージです。
★本当のクリスマスの意味を届ける「クリスマスイヴ礼拝」是非どなたでもおいで下さい。
12月24日(土)18時〜

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”マナ タイム”通信(9)

伊集院幼稚園教諭 麦野節子

 

あなたにとって弱者とはどなたでしょう。
それは、愛するわが子、年老いていく父母、祖父母など、
あなたの支援を必要としている人々でしょうか。

その人々には、思いやりと忍耐を要しますが、
あなたの精一杯の愛情を注いであげてくださいね。

様々な障がい者、重病者、ホームレスの人々がいます。
世界には、難民を余儀なくされている人々がいます。

まず、現状を温かく受けとめましょう。
自分にできることがあったら、させていただきましょう。

“共に喜び、共に泣き”ましょう。
そして、自分に、他者に笑顔を注いであげましょう。
12月のテーマは、「子どもの求める親」です。
(6火・13火、午前10時・ザビエルホール1F)
みなさまのご参加をお待ちしています。

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