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幼稚園だより(月報) 2016年9月


9月
今月の主題「躍動」

伊集院幼稚園 園長 美園実保

 「躍動」なんて素敵な言葉でしょう。
まさに今年のRIOオリンピックも躍動でしたね。たくさんの感動的な場面に感動の涙が溢れました。TOKYOオリンピックは、2020年にやってきます。4年後には、年長さんは4年生、年中さんは3年生、年少さんは2年生、年少々さんはなんと、1年生。
平和の未来を家族で目指して、2020年の平和の歴史をみなで刻みたいものです。
 幼稚園も9月を迎えて、大きく季節の変わる長い学期となります。特に、伊集院幼稚園のオリンピック?!子どもが真ん中の「光の子大会」を一緒に楽しみましょう。園の職員も準備に入っています。先日は、役員の方々もお集まりいただき、進み始めました。
 夏休みの間は、生活の真ん中に家庭がありましたが、再び、園生活を一日の中心に置きつつ、安定性のある一日の生活リズムを取り戻すことから始めましょう。
新学期、夏休みのたくさんの経験が子どもたちの遊びの中で、ここかしこに再現されて、子どもたちのほとばしる言葉ときらきらとした表情を保育者が受けとめることができる9月は、とても幸せな月です。
 先日、日焼けした我が子の腕を、保護者のTさんが、「水遊びばかりして、かりんとうみたいです。」と。大いに笑いました。
夏休みを親子で過ごし、たくましくなっています。身体だけではなく、心も安定して視野も拡がり、遊びこむ時期に入ります。自由あそびの確保も大切です。朝のバスが待ちきれず、かつ早く出したいと思われる時には、保護者の送りで8時過ぎから大丈夫です。子どもたちの躍動を連携して、応援していきましょう。大きく成長するこの時期、お友だちと活発に身体を動かして「動」を満喫し、8月の平和の思いを引き続き礼拝で心を一つにして9月の「静」として、とらえていきます。
 9月の聖句、「平和な人には未来がある。」を躍動の中で、大切にしていきましょう。

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聖句「平和な人には未来がある。」(詩編 37:37)

伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一

 リオデジャネイロオリンピックが閉幕しました。日本チームは過去最高の41個のメダルを獲得し、大いに盛り上がりました。オリンピックは「平和の祭典」と呼ばれます。オリンピックの根本原則を定めたオリンピック憲章には以下のように記されています。「オリンピズムの目的は、人間の尊厳の保持に重きをおく平和な社会を奨励することを目指し、スポーツを人類の調和のとれた発展に役立てることにある。」簡単に言うと、オリンピックはスポーツを通して平和な世界を作ることに貢献する、ということです。そのためオリンピックにおいては友情、連帯、フェアプレーが大事にされ、参加者はいかなる差別も受けることなくプレーできるべきだと主張するのです。
 今回の五輪で体操の内村航平選手が個人総合2連覇という偉業を成し遂げました。これまで世界選手権でも6連覇をしている内村選手の実力からすれば当然、とも言える結果でしたが、今回のオリンピックでは最終種目を残してトップと1点近い大差をつけられているという絶体絶命の中で勝ち取った優勝でした。内村選手を最後まで追い込んだウクライナのベルニャエフ選手は最後の鉄棒の着地で一歩前に出てしまい、逆転を許しました。試合後の記者会見で内村選手に「あなたは審判に好かれているのではないですか?」という意地悪な質問が飛びました。それに対して「それは無駄な質問だ。航平さんはいつも良い得点を出している」と誰よりも反論したのがベルニャエフ選手でした。ギリギリの逆転で金メダルを逃し悔しいはずのベルニャエフ選手が、記者によるおかしな質問を退けたのです。この出来事は平和の祭典であるオリンピックを象徴しています。
 聖書は「平和な人には未来がある」と語ります。もしベルニャエフ選手が逆転された結果に納得できず、記者の質問に同調して内村選手を貶めるようなコメントをすればその後の関係は崩れたでしょう。ベルニャエフ選手は相手を尊重し讃えました。その平和な行いの中に未来は築かれたのです。別の箇所で「キリストは私たちの平和であります。二つのものを一つにし、ご自分の肉において敵意という隔ての壁を取り壊す。」とイエス・キリストこそ人類の平和であると聖書は語ります。自分を十字架につけた人々を前にして「父よ彼らを赦してください」と祈ったイエス・キリストはどんな人でも尊重され愛される方なのです。その愛によって包まれている私たちはイエス様の愛によって平和な人になるチャンスを頂いています。争いの絶えない世界の中で、平和に生き、未来を作る人となりたいですね。

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”マナ タイム”通信(6)

伊集院幼稚園教諭 麦野節子

 

~秋の生活(2学期)が始まります。
“感謝・思いやり・謙遜”の思いを大切に
日々を過ごしたいですね。~

子どもは親の鏡
誉(ほ)めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ
愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ
認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる
見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる
分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ
親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る
子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ
やさしく、思いやりを持って育てれば、子どもは、やさしい子に育つ
守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ
和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世はいいところだと思えるようになる
     「子どもが育つ魔法の言葉」(ドロシ-ローノルト著)
9月のテーマは、祖父母との関わりです。
みなさまのご参加をお待ちしています。

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