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幼稚園だより(月報) 2015年3月


3月
今月の主題「わすれない-これからもともに-」

伊集院幼稚園主任教諭 美園実保

 はやいですね。1年間の園生活、最後の月となりました。
本当にお世話になりました。
生活発表会も各クラス無事行うことができ、たくさんの応援をありがとうございました。クラスの仲間と一年間を共に過ごし、その生活の中から自分を精いっぱい発揮しました。私たち大人の役割は、認め、ほめるのみです。よく頑張ったねー。この心地よさが、何かしら心の中に、わすれないものを積み上げていくことでしょう。その自己肯定感こそが、必ず自信と安定につながり次なる階段を上がり始めます。
 先日、礼拝の中で、みんなで植えた球根の話をしました。
この球根からは、どんな色のチューリップがさくのかなあ……
この球根は、土と水と光そして、神さまの守りの中で春にきれいなチューリップの花を咲かす準備中なんだね。
春に咲くのはわかるけど、わたしたちもその日、その時がいつ来るというのは知らないよね。球根も知らないんだよね。
でもね、このチューリップの球根は、その日、その時が来ることを信じて土の中で一生懸命生きているんだよね。そんなことを話したことを思い出し、やはり自分のまわりにあるものが自分を支えてくれていることを忘れないようしたいものです。支えられていることへの喜び、その事を子どもも保育者も共有しながら感謝できることは、キリスト教保育の真髄と言っても過言ではないでしょう。
新しい生活が、順風満帆ではないこともあるでしょう。それぞれの子どもたちが、神さまから愛されどんな時でも守って下さるという土台に家族の愛、周りの方々の愛があり、乗り越える力をそれぞれの子どもたちは与えられています。
 大人が子どもの未来に先回りして整えて、困ることをなくしてもその場しのぎになってしまいます。向かおうとする力を応援し、自分を愛するように人を愛するようになる中で、きっと希望にあふれるひかりの子として歩んで行くことでしょう。いつまでも伊集院教会幼稚園は、皆様の心の基地で在り続けたいと願っています。
心から感謝をこめて……

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聖句「光の子として歩みなさい。」


伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一

 早いもので2014年度も最後の月になりました。振り返ってみるとあっという間の一年でした。青帽子さんとはもうすぐお別れです。もう毎日一緒に遊ぶことはなくなりますが、それぞれの学校で楽しんで過ごしてくれることを心から願います。伊集院幼稚園の子どもたちは「光の子」です。イエス様の光をいただいた光の子。だから夏祭りは「光の子まつり」、運動会は「光の子大会」なのです。
 光のイメージはどんなでしょう?「明るい」「温かい」「輝いている」そんな感じでしょうか。アメリカ留学中に通っていた教会にまさに光のような女の方がいました。いつも明るくて、輝いていて、その人が輪の中に入るだけでその場が明るくなる、そんな女性でした。そして自分もそんな人になりたいなあと思ったものでした。幼稚園でも歌ったこどもさんびかの中に「ひかり ひかり」という歌があります。「♪ひかり ひかり わたくしたちは ひかりのこども ひかりのように あかるいこども いつもあかるく うたいましょう」
 ひかりのこども、光の子はいつも明るく、歌っているのです。もちろんこれから歩む子どもたちの人生には様々な困難が待ち受けているでしょう。いつでも笑顔で歌えるとは限りません。もしかしたら打ちのめされ、涙を流す日々の方が多いかもしれません。そんな時、子どもたちには幼稚園で出会った「ひかり」を思い出して欲しいのです。それはイエス様。神様の一人子です。神様が私たちを愛するがゆえに人の世界へと送ってくださった救い主です。子どもたちは幼稚園で毎日このイエス様の名前でお祈りをしてきました。そう、子どもたちは光が何であるかを知っているのです。でも大波のように押し寄せてくる困難、苦難はそんな幼児期の経験など簡単に飲み込んでしまうでしょう。そんな時は大人の出番です。子どもと一緒に光を探して欲しいのです。その答えは聖書の中にあります。卒園生には記念の聖書がプレゼントされます。この聖書には闇の中で輝く光のことが記されてあります。そして光を思い出した子どもたちは、やがて自分自身が光となり、周りを照らす者へとなっていくでしょう。
 探すのが難しい?どうぞ教会へおいでください。教会には光を頼りに人生を歩んでいる子どもからお年寄りまでが毎週日曜日と水曜日に集まっています。一緒に光を探す旅に出かけませんか?

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生きるためのひとこと「○○ちゃん」

伊集院幼稚園教諭 麦野節子

 早いものですね。もう一年の終わりとなりました。生きるためのひとことが瞬時でも、皆様の心の糧になって頂けたかなと思います。
 ごめんね、いいよ、ありがとう、おはよう、ようこそ、こんにちは、おいしいね、だいじょうぶだよ、ただいま、おおよしよし、おめでとう、なんとかなる。
どのことばも心に響きますね。人が求めているのは、ことばによる関わりだと思います。その中で最高のことばは、お名前を呼ばれることでしょう。
○○ちゃん、私の子どもとして生まれてくれてありがとう。○○ちゃんは、お父さんとお母さんの宝だよ。どうぞお子様の名前を頻繁に愛をこめて呼んであげて下さいね。
幸せいっぱいのお子さんとして成長されますよ。
一年間お読み下さったことを感謝しつつ、では皆様さようなら。



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