幼稚園だより(月報) 2013年12月
伊集院幼稚園主任教諭 麦野節子
「もうすぐもうすぐクリスマス イエスさまのお誕生日。おめでとうイエスさま。イエスさまをわたしたちみんなにプレゼントして下さった神さまありがとう。わたしからイエスさまへのプレゼントはお友だちと仲よくするやさしい心。イエスさまどうぞわたしのプレゼントを受け取って下さい。私はクリスマスを下さった神さまが大好きです。」
子どもたちは今一生懸命にページェント(降誕劇)に取り組んでいます。それぞれの年齢毎にその役になりきってがんばっているところです。イエスさまのお誕生の喜びを心と体で感じつつ過ごしています。12月7日の本番をどうぞお楽しみに!
クリスマスにはどうしてプレゼントがあるのでしょう。それは神さまからイエスさまをプレゼントして頂き、それがとても嬉しいからです。その嬉しい思いが、他の人々へのプレゼントとなってゆきます。
子どもたちはどんなプレゼントができるでしょう。折り紙で何か折って作ったり、お母さんとクッキーを焼いてかわいくラッピングしてお届けするのはいかがでしょう。祖父母、近隣のお年寄りには、訪れて手渡したり、新聞配達の人、郵便屋さんには、いつもありがとう・ごくろうさまの言葉を添えてポストに置いていたり、なんだか心がわくわくして来ませんか。「与うるは受くるよりもよし」とことわざにありますが、まさにそうですね。プレゼントされた方は、もちろん嬉しいのですが、した方も幸せな気持ちになりますね。たとえささやかな物でもその人のことを思ってのプレゼントには、やさしい心、思いやりの心が感じられてとてもうれしくなりますね。どうぞご家族ですばらしいクリスマスをお迎え下さい。
年の瀬とともに冬休みです。子どもたちと家族で一緒に過ごすことが楽しいなの体験をいっぱいして下さい。大掃除、お餅つきなど楽しいですね。我が家では餅つき機で餅をつき孫たちを招いてつきたての餅を各自で丸めてあんこを入れて熱い、熱い、美味しいと言いつつ食べています。これも孫とバアチャンの思い出の一つになるかなと思いつつ。
では皆さんよき新年をお迎え下さい。
聖句「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。」
伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一
クリスマスおめでとうございます。まだ12月のはじめ。クリスマスを祝うのには少し早いような気もしますが、遅くなるよりは良いですよね。今年もクリスマスをみんなで祝うことが出来て感謝です。もうみなさんご存知だとは思いますが、クリスマスとはキリスト教の救い主イエス・キリストの誕生を祝う祭りのことです。「キリスト・マス(キリストのミサ)」からきた言葉だそうです。「神の一人子」としてこの世に来られたキリストですがそれにはどんな意味があるのでしょう?こんな話しがあります。
ある人が散歩していたらアリの行列に出会いました。働き者のアリは一生懸命何かを運んでいます。よく見るとそれは「アリの巣コロリ」でした。そうです、アリの巣を一網打尽にする劇薬です。しかし見た目は美味しそうで良いにおいがしたのでしょう。食べ物と勘違いしたアリたちはせっせと猛毒を自分たちの巣に運んでいるのです。散歩をしていた人はアリたちが運んでいるのは猛毒で、それを巣に運んで食べてしまうとアリの家族みんなが死んでしまうことをアリたちに伝えたいのですが、どうしようもありません。なぜでしょう?それはその人がアリではないからです。もしその人がアリだったらアリの言葉でアリたちに語りかけ、アリたちの命を救うことが出来たでしょう。しかし人間はアリになることは出来ないのです。
神様も同じように人間を見ていました。自分が美味しそうだと思うもの、楽しそうだと思うものばかりを欲望のおもむくままに求めている人間たち。やがてその先には滅びが待っているとも知らずに・・・そんな時、神様は自分の一人子を人間としてこの世に送られたのです。それは人間たちに命の言葉を伝え、永遠の命があることに気づかせるためです。人間はアリになることは出来ませんが、神は人になってこの世にやってきたのです。それがイエス・キリストです。私たちはイエスさまを通して神様を知ることが出来ます。そんな救い主の誕生を祝うのがクリスマス。一年で一番、愛が満ちる時です。今年のクリスマスは教会でご一緒にお祝いしませんか。(クリスマスイヴ礼拝:12月24日19時)
今月のさんびか
幼稚園で子どもたちが月々に歌うさんびかをご紹介します。
どうぞご家庭でもお子さんとご一緒にさんびしてくださいね。
さんびか「うれしいうれしいクリスマス」
うれしい うれしい クリスマス
かんかんかんかん かねのおと
こどものすきな イエスさまの
おうまれなさった このよい日
うれしい うれしい クリスマス
かんかんかんかん かねのおと
※輪唱できます。お家でも歌ってみましょう
クリスマスソングが流れると私は胸がきゅんとふるえます。懐かしい思いと今は亡き母のことを思い出すのです。大きなツリーを飾り、お客様を招き一緒に食事をし、朝にはサンタさんがちゃんと来ていました。