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幼稚園だより(月報) 2012年6月


6月
今月の主題「やってみようかな」

伊集院幼稚園主任教諭 麦野節子

 5月の園生活で少しずつ自分の居場所を見つけた子どもたちは、周りのことに目が向けられるようになりました。5月後半から自由あそびの時間に、ごっこあそびが盛んになりました。伊集院幼稚園のすばらしさは、クラスの垣根をこえて自然にスムースにごっこあそびに参加してお互いに楽しめることです。
にじ組では、にじ組さんがお店屋さんとなって、レストランごっこが始まりました。手作りのおすしも各種そろっていて、おすしの販売もあります。他の3クラスがお客さんとなって楽しんでいます。
そら組では、そらの部屋に椅子を並べて観客席を作り「そら組パーティ」が始まりました。そらの女の子だけでなく、他のクラスの女の子も、歌い手、踊り手となってミッキーマウス・マーチ、マルモ、AKB48を踊ってくれます。そのすごいパワーにびっくりしつつ、拍手を送っています。もちろん先生方にもお声がかかり楽しんでいます。
自由あそびの時間に、このように自分の思いを出してあそべるようになったんですね。登園すると、砂場に行ってくる、だんご虫を探してくる、スケーターに乗ってくる、ジェットジープにのる、ままごとをする、と自分のしたいことを見つけてあそびはじめます。「私も仲間に入れて」と言えるようになりました。時々けんかも起こります。「先生、あの子スケーターかしてくれない」、「先生、私お母さんになりたいのにならせてくれない」こどもの言い分を聞きつつ「どうしたらいいかなー」と待っていると、いつの間にか子どもたちだけで解決していることもあります。
いよいよ梅雨の季節、子どもたちにとっても「やってみようかな」と思うことがいっぱい溢れています。雨上りの水たまりは格好の泥んこあそびへと発展します。水でっぽうあそび、魚つり、シャボン玉あそびとこの時期ならではのあそびがたくさんあります。いっぱい楽しんでほしいと思っています。
発想豊かな子どもたち、背後の保護者の方々の愛情あふれる子育ての結果ですね。神さまから、それぞれのご家庭に与えられたすばらしい「いのち」を感謝しつつ、受けとめ子どもたちの心の中に、しっかりとした自己肯定感を育ててほしいと思います。そのためには、「あなたは私の大切な宝よ」の思いと「豊かなスキンシップ」とお母さんと呼びかけられた時に、しっかりとその目を見つめ、その子の思いを受けとめて下さいね。育て給う神さまに、そのいのちを感謝し、お守りを祈りつつ子育てに励んでゆきましょう。

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聖句「父と母を敬いなさい」(エフェソの信徒への手紙6:2)

伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一

  先日、4年前まで在籍していた神奈川の教会の方とお話しする機会がありました。何でもその教会に新しい家族がやってきて、その子どもたちが元気なのだとか。その教会にはおとなしめの子が多いので、にぎやかになって楽しいとのこと。しかしこうも言われました。「でも先生の子どもたちの方が数倍ワイルドでしたね〜。いなくなって寂しくなりましたよ。」確かに我が家の子どもたちは当時、我が物顔で教会の建物の中を走り回っていました。たくさんの仲間を引き連れながら。教会にはいつも笑い声と叫び声が響いていました。それから4年が経ち、現在は長男が中学2年生。我々夫婦の子育ても14年目を迎えています。長男は現在部活に打ち込むスポーツ少年です。私は吹奏楽部だったので、ジャンルの違いはありますが、一つのことに熱心に打ち込んでいたのは一緒です。子どもが部活をしていると何かと世話をしなければなりません。時間と手間がかかります。時々「大変だなあ」とも思いますが、やっぱりがんばってしまいます。そんなときふと自分の両親のことを思います。自分が中学生の親になって初めて分かったこともあります。そしてその時の親の気持ちがわかるようになってきました。自分も何かと親によって支えられていたのだなあと思わされるのです。聖書は語ります。「父と母を敬いなさい」これは子どもたちへ向けた命令ではありません。年老いた親をもつ大人たちへの言葉です。陰になり日なたになって支えてくれた父と母を大切にすること、そのことを神様ご自身が望んでおられるのです。そして親がその両親を大切にする姿を見て、子どもたちも親を大切にすることを学ぶでしょう。現在は様々な家族の形がありますから、「父を敬いなさい」「母を敬いなさい」の家庭もあるでしょう。しかしどんな家族も主なる神様が守っていてくださいます。そして教会にはたくさんの「お父さん」「お母さん」それに「おじいちゃん」「おばあちゃん」がいます。ここには「神の家族」があるのです。そしてこの家族はいつでもメンバー募集中です。ごいっしょにいかがですか?

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子どものさんびといのり

幼稚園で子どもたちが月々に歌うさんびかと祈りをご紹介します。
どうぞご家庭でもさんびし、子どもと共にお祈りして下さい。

さんびか「ぱらぱらおちる」
はらはらおちる あめよ あめよ
ぱらぱらぱらと なぜおちる
かわいたつちを あやわらかにして
きれいなはなを さかすため


さんびか「十字架わが力」
1.十字架 十字架 わが力
  十字架 十字架 わが力
  十字架 十字架 わが力
  グローリーハレルヤ
2.十字架 十字架 わが平和
3.十字架 十字架 わがいのち
4.十字架 十字架 わがのぞみ


      いのり
かみさま おともだちとけんかをしてしまいました。
かみさま ごめんなさい
ふざけすぎてしまいました ごめんなさい。



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