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幼稚園だより(月報) 2015年10月


10月
聖句「テサロニケ一5:16~18」

伊集院キリスト教会 牧師・園長 麦野達一

 みなさん、最近「喜んで」いますか?自分の人生に喜びを見出せているでしょうか?みなさん最近「祈って」いますか?祈るということは誰かのことを「思う」ということです。みなさん最近「感謝」していますか?与えられた全てに感謝の思いを持っているでしょうか?
そうしたいけど「でもねえ」という声が聞こえてきそうです。毎日毎日忙しいし、子どもは好き勝手なことばかり言うし、夫(妻)は仕事が忙しくてあまり家庭のことには興味がないし、妻(夫)は厳しい社会で身を粉にして働いている状況を理解してくれないし、両親はあれこれと口出ししてくるし・・・喜ぶどころか口から出てくるのは「ぼやき」ばかり。祈ることといえば宝くじが当たって生活が楽にならないかな、なんてことばかり。こんな状況で何を感謝できるっていうのさ。ふと振り返ってみるとそんな自分の姿に気づくのではないでしょうか。
確かにわかります。人生楽しいことばかりではない。苦しいこともある。そしてどうしても楽しいことよりも苦しいこと悲しいことの方がたくさんあるように感じてしまうものです。それは信仰者(クリスチャン)とて同じこと。神様を信じたら3億円当たる、なんてことはありません。イエス様に従ったら急に夫(妻)が別人のように優しくなった、なんてこともありません。神様を信じていても、イエス・キリストに従う人生を歩んでいても、やっぱり辛いことに出会うのです。
「でもね」と昔の教会の指導者パウロという人がぼやく人々に言うのです。「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。」「だってそれを神様がイエス・キリストにおいてあなたがたに望んでおられるのだから。」
ハッとします。自分の心が「自分だけ」を向いている間は、自分が満足し、自分の思いが満たされないと喜べないのです。でもその心がイエス様と共に「となりびと」の方を向いた時、そこには喜びが生まれます。自分にはあまり好ましくないかもしれない、でもあの人が笑顔になるならそれは嬉しい。そうだ、あの人が笑顔になれるように祈ろう。そうやって心が外向きになっていく時、出会う人、受け取る言葉、体験する出来事が一つ一つ感謝に変わっていきます。毎日わんぱくざかりの子どもに向き合っている皆さん。子育てってそんなものですよね。子どもが喜ぶために費やす自分の時間を犠牲とは思いませんよね。むしろ喜びであり、祈りであり、感謝ですらあるでしょう。そして聖書はそんな思いの根底に神様の望みがあるのだと言います。だから今日も喜んで、歩んでいきましょう。

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10月のテーマ「きもちがいい」

伊集院幼稚園主任教諭 美園実保

 朝晩が涼しく、ここ南九州でも感じる秋の気配です。
今、外遊びがとても盛んです。保育者が朝ごとに園庭を整えて、9時を合図に外あそびのスタートです。子どもたちは、さっさと朝の仕事を済ませて帽子をかぶり靴箱の前に座ってきもちいいスタートを待っています。保護者送迎の子どもたちの特権でしょうか?10月からバスダイヤも変わりますから安定した9時前の登園が必要とお考えでしたら、バス利用ではなく、保護者送迎をやってみるのも子どもたちの応援につながるかと思います。
先日のクッキングでお団子つくりを各クラスで行いました。団子の粉に水を混ぜてこねる作業をグループでして、分割した後、思いおもいのお団子つくりの始まりです。まんまるかわいいお団子を手のひらで丸めて大きさは、スーパーボール大からビー玉大、大豆大まで様々です。
その作品を給食室でクラス毎に茹で上げ、みたらしのタレがかかり、デザートとして食するのですが、まあびっくり皆さんよく食べました。小さいお団子もちゃんと存在していました。大人が作る整形された団子もおいしいのですが、子どもたちが作った団子の味、美味しい!実に美味しい!職員間で考えた結果、小さいお団子はタレをたっぷりとまとうので美味になるんだとわかりました。早速、我が家でも給食の団子作りを参考につくりました。手作りの美味しさには、小さくても幸せが寄り添ってくれます。美味しいって幸せですよね。
簡単なお団子つくりはこの秋おすすめです。実りの秋を、神さまに感謝しつつ、満喫出来る季節です。と同時に世界の子どもたちも、同じ子どもたちです。私たちと同じように美味しい幸せに巡り合っているでしょうか。そうではない子どもたちの選べない運命に無関心ではいられません。社会という名に任せるには、余りに身勝手な大人になってしまいます。愛する各ご家庭の子どもたちに不条理な中で生きている子どもたちがいることを、お父様、お母様の言葉で伝えて欲しいと願います。その一つとして国際飢餓対策機構の世界食料デー(みんなで食べる幸せ)の働きを知ることから始めてみませんか?

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輝くあなたのために(7)~あなたが大切~

伊集院幼稚園教諭 麦野節子

今年度は、「置かれた場所で咲きなさい」(渡辺和子著)をもとにみなさまと幸せな生き方を分かち合いたいと思います。

すぐれた兄姉のもとで劣等感に悩みつつ、社会人となった女性。
上司から「きみは宝だよ」と言われ、びっくり仰天しつつも、今は、自信を深めて美しい女性として輝いています。

長期の里帰りから帰ってきた妻に、「あなたがいてくれて嬉しい」と連発する夫。淋しかっただろう夫にますます愛を深める妻。

「あなたは、お父さんとお母さんの宝もの」と言われ続けて育った女の子。今は、とてもきれいな一人の自立した女性として羽ばたいています。

「あなたは宝。あなたが居て嬉しい。あなたが大好き」のほめ言葉は、人を宝石のように輝かせます。わが子に、夫に妻に、祖父母に、惜しみなく、このほめ言葉を連発してくださいね。



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