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幼稚園だより(月報) 2015年9月


7月
「わたしはぶどうの木、あなたがたその枝である。」

伊集院キリスト教会 牧師・園長 麦野達一

 みなさんが「ホッ」とできるところってどんなところでしょう?家庭、カフェ、自分の部屋、本屋、学校、中には職場という人もいるでしょうか。私にとっては教会がホッとできる場所でした。高校を卒業し大学進学のために上京した時、借りたアパートに一番近い教会を探し訪ねてみると牧師さんが笑顔で迎え、歓迎してくれました。日曜日の礼拝に出席してみるとなんだかホッとしました。大学卒業後はアメリカに留学しました。最初に暮らしたヒューストンという町の日本人教会に行くと、やはりホッとしました。私はバプテスト派の教会で育ったので、どこに行ってもバプテストの教会を探します。どの派の教会でも喜んで歓迎してくれるのですが、やはりバプテスト教会に行くと妙に落ち着くし、お互いにホッとします。全くの初対面、どこの誰かもわからないのに同じ「バプテスト」である、という共通点があるためにお互いが繋がることができるのです。そしてその繋がりがホッとできる原因なのだと思っていました。
大学時代に通った教会ですが、入学後3ヶ月ほどは真面目に礼拝に通ったのですが、しばらくすると友人と遊ぶのに忙しく(?)なり礼拝を休みがちになりました。1ヶ月ほど休んだ後、教会に行くとなんとも気まずい思いがします。教会の方は優しく迎えてくださるのですが、休んでしまったという後ろめたさが残りました。1ヶ月ならまだいいのですが、2ヶ月、3ヶ月も休んでしまうと教会の玄関をくぐるのも相当勇気がいります。休んでいる間は友達と遊んだり、好きな音楽のことをやっていたので充実した時間をすごしていたのです。高校時代までは実家暮らしで味わうことのできなかった「自由」を思う存分楽しんでいたはずでした。それでもどこかで礼拝を休んでいるという後ろめたさがあったのです。勇気を出して教会に行ってみました。いつも通り教会の人は笑顔で迎えてくれました。数ヶ月ぶりに礼拝堂に入り椅子に腰掛けた時、ホッとしたのです。「ああ、僕の居場所はここだなあ」と心から思いました。そしてそれは単に教会の人とバプテストという共通点で繋がっているだけでなく、ある別の力が働いていたことに気づいたのです。
今月の聖句の続きはこうです。「人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かな実を結ぶ。」自分はバプテスト教会に繋がっていると思っていました。ホッとする原因もそこにあると思っていたのです。でも実は教会の主であるイエス様の方が「わたしに」つながっていてくださったのです。これこそが本当のホッとする原因でした。猛暑が和らぎホッとするこの季節、心のホッとを探しに教会にいらっしゃいませんか?

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9月のテーマ「きもちがいい」

伊集院幼稚園主任教諭 美園実保

 9月になりましたね。秋の生活が始まります。まだ、夏休みからの切り換えがうまく作動していない私自身でもあります。子どもたちの元気な声に幼稚園の日常が戻ってきました。と同時に、保護者の皆さまの所にもほっとできる日常が戻ってきました。はかどる家事や片付けにおもわず、きもちがいいなと9月の大人の本音でしょう。お疲れ様です。
 それにしても、夏休み最後の台風15号の襲来には、久々に自然の猛威を感じましたね。倒木等による停電の被害も北薩地方では、長く続いたようです。
伊集院小学校の大きな木も折れてしまいました。幸い園の方は、目立った被害はありませんでしたが、それでも園舎内外の復旧には、ほぼ一日を要しました。災害にみまわれた方々には、心よりお見舞い申し上げます。そして今一度、備えに気を引き締めていきたいものです。
さて、子どもたちの口から夏休みの経験を伝え合う喜びのひととき、とても成長を感じます。子どもたちの言葉に耳を傾け、心にとめたいと思います。
それぞれのご家庭で取り組んで下さった夏のカレンダーが、保育者と子どもたち、そして子どもたち同士をもつないでくれる大切な役割を果たしてくれます。とても楽しみです。早速、9月の楽しい行事も始まります。
 少しずつ感じる秋の気配を、皆でアンテナを張りながら子どもたちに伝えていきましょう。虫の声や、フクロウの鳴き声も聞こえます。空も高さを感じる秋の空です。9月の月の変化、満月の夜も大きな自然を思います。身近な自然、猛威を振るう自然、大きな自然、これらの前では、私たち人間の小ささを感じずにはいられません。おのずと大いなる神さまへの畏敬の念がわき上がってきます。日々の感謝の気持ちとおじいさま、おばあさま方が築いてきてくれた先人の知恵も大切にしていきたいですね。時はシルバーウィークです。神さまと人に愛される子どもたちが大切な祖父母とのふれあいの中で、大きな役割を果たすことでしょう。その大切な環境つくりに我々大人は楽しみつつ労して参りましょう。

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輝くあなたのために(6)~出会い~

伊集院幼稚園教諭 麦野節子

今年度は、「置かれた場所で咲きなさい」(渡辺和子著)をもとにみなさまと幸せな生き方を分かち合いたいと思います。

久しぶりに大阪に行きました。
その人の多さにびっくり仰天。私はやはり田舎者。
こんな刺激、たまにはうけなくちゃ。
井の中の蛙とはよく言ったものですね。
大阪名物お好み焼き1つ千円高いなと思いつつ、美味しかったです。
皆様は今夏、どんな出会いがあったでしょう。
いろんな人や物との出会いの中で、人は豊かにもされ、悲惨な目にもあいます。
でもね、今の出会いを大切にしましょうね。
夫、子どもとの出会い、これは神さまの摂理によるもの。
どうぞ大事にして下さいね。
前向きに生きつつ、さらによい出会いが与えられますように!



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