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幼稚園だより(月報) 2014年9月


9月
今月の主題「きもちがいいね」

伊集院幼稚園主任教諭 美園実保

 長い夏休みが終わりました。皆様、お元気ですか?
それぞれのご家庭の2014・夏休みは、いろいろなことがあったことと思います。
本当にお疲れ様です。楽しいお出かけのあとに急に子どもの熱発があったり、不安定なお天気にせっかくのお出かけの予定が変わったりなど...
それでも、家族で力を合わせて乗り越えて笑い合えるんですよね。家族ならではの光景です。
 2学期が始まる前の夏季保育、とても楽しく過ごしました。
朝、なんだか調子が出ず、どうしていいかわからず号泣。話したくてしょうがなくて、廊下で先生をつかまえて、かばんもしょったまま話し始めたり。
泣いている子も笑っている子も先生と思いきりスキンシップです。
暑いなかでも、さっそく外遊びです。藤だなの葉が生い茂り、いちょうの葉が木陰を作ってくれますので思わず、「なんだか、涼しいよね。気持ちいいよね。」のことばが出ます。そらぐみの白帽子の女の子、担任との楽しいやりとりを聞いていると、1学期より言葉がグングン育ったなあと感じます。
そして、1学期の子どもたちよりもはるかに大きくなっていると感じます。
9月の身体測定が楽しみです。からだの成長だけでなく、精神的にも皆、お兄ちゃん、お姉ちゃんになっているのです。8月の家庭で自分自身に立ち返り、自分の基礎を見直して、安心できる自分になって新学期に望んでいるんだなあと強く感じます。1学期に戻ったかの様にみえる子もいますが、確実に成長しています。神様の愛の中で、親子で一緒に、安心して2学期も進んでいきましょう。
 ひかりの子大会(運動会)のとりくみの中で子どもたち同士、話し合いをしたり、分担をしたりします。私たち保育者も秋の生活に向かおうとする子どもたちの育ちを祈りの中でしっかり受けとめて一緒に成長していきたいと思います。

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聖句「私はぶどうの木、あなたがたはその枝である。」(ヨハネ15:5)

伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一

 この春から長男が高校進学のため熊本で暮らし始めました。大学進学の時は鹿児島を離れていくだろうと思っていましたが、まさか高校から親元を離れるとは思いもよらない出来事です。初めて体験する「別れ」。親も子も涙です。特に母親の涙は想像より長く続きました・・・。子どもの成長は嬉しいけれど、やはり離れて暮らすのは寂しいものです。思えば私も高校卒業後に進学のため上京する時、空港に向かう車の中で泣きじゃくりました。もちろん見送った母親も泣いていました。当時は携帯電話もメールもありませんから、親との連絡手段は電話です。しかし都会での学生生活を楽しんでいた私が親元に電話することはほとんどありませんでした。時代は変化し今は高校生でもスマートフォンを持っていますから、連絡を取ろうと思ったら簡単です。長男も入学当初はしょっちゅうメールで近況を伝えてきました。私たちもそれに応え、励ましの言葉やアドバイスを送りました。けれどもしばらくするとほとんどメールは来なくなりました。寂しくもありましたが、長男が熊本で生活の土台を築きはじめたのだなと捉えました。時々送られてくるメールからは寮生活も部活も教会生活も楽しんでいる様子が分かり安心しました。
 そんな長男が夏休みで2週間ほど帰省。久しぶりにそろった五人家族でみんなうれしくて笑顔が増えます。実家に帰った長男は思い切りダラダラ過ごしています。寮で寮監や先輩たちに囲まれ規則正しい生活が身に付いていたのではなかったのか?との思いもありましたが、彼は熊本で頑張っていたのでしょう。親元を離れる初めての経験をし、楽しくも緊張した日々を送り・・・。実家に戻っている間は一切の緊張から解放され思い切り羽を伸ばしているようでした。
 今は遠く離れていてもすぐに連絡をとることが出来ます。でもやはり直接一緒に過ごすことはどんなつながりよりも人を安心させるのです。
 私たちの主であるイエス様はぶどうの木として枝である私たちにしっかりと繋がっていて下さいます。目には見えませんが家族同士と同じ、いやそれ以上の「きずな」で私たちと直接つながって下さっているのです。この聖句の続きはこうです。『わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。人がわたしにつながっており、わたしもその人につながっていれば、その人は豊かに実を結ぶ。』実り豊かな長い秋の生活が始まります。子どもたちもイエス様にしっかりと繋がって豊かな成長をいただくことを願っています。

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生きるためのひとこと「おいしいね」

伊集院幼稚園教諭 麦野節子

収穫の秋、野菜も果物も豊富です。日本に住む私たちは本当に幸せですね。
「おいしいね」神さまありがとう!
「おいしいね」といえば、「おいしいね」と返ってくることは何よりもうれしいことです。孤食、個食、子食、小食、粉食すべて「こしょく」と読みます。

孤食 (一人で食事)
個食 (それぞれ別の物を食べる)
子食 (大人不在、子どもだけで食事)
小食 (食が細い、少食)
粉食 (うどん、ラーメン、スパゲッティなど粉製品
のみ食べる)

たまにはいいけれど、やっぱり「おいしいね」と言いながら食べたいものですね。



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