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幼稚園だより(月報) 2014年6月


6月
今月の主題「おもしろい」

伊集院幼稚園主任教諭 美園実保

 6月の月主題のおもしろい!を考えるといろんな子どもたちの顔が浮かびます。
6月に入り、園生活を2か月過ごしてきた子どもたちは実におもしろい!新しい集団生活に、それぞれの自己主張が始まりました。
お部屋やお外の限定された場所で遊んでいた子どもたちがお部屋からいろいろな場所を見つけ遊び道具をチームワークで運び出します。
あれも、これもと言いながら自分たちの基地作り、お家作りの開始です。時に、熱心に基地のレイアウトを考える者同士、自己主張がぶつかります。
遊びが活発になってきた証拠です。お外でも一緒です。私はこうしたいのに○○ちゃんは言うことをきいてくれない。砂場で川づくりの土台の掘る作業をひたすら頑張って水を入れるのはまだ我慢しているのに、横からお友だちが自分のタイミングで水を流しいれます。まだ、水は入れないで〜と泣き叫びます。
その子のひたむきなスコップさばきを傍らで見ていますから、『ほら、お水をまだ入れて欲しくなかったんだよね。お水をいれてもいい?って聞いてごらん?』と言うと、即実行する子もいれば、キョトンとしている子もいます。
子ども同士、調整する体験を遊びの中で学んでいきます。そして今日も自らの力でおもしろい!を探しています。そんなお手伝いをしていると自由遊びの観察はたまらなくおもしろい!発見の連続です。
各お部屋には、この月ならではの自然観察ができるように先生たちが工夫しています。カブトムシの幼虫の成長を観察しています。苦手な先生も時折、土の中から出てくる幼虫にキャーキャー言いながら皆で育てています。朝顔の成長も楽しみですし、芋苗の成長も楽しみです。雨で鬱陶しい時期にはなりますが、確実に子どもたちは、この時期植えたばかりの芋苗が土の中にグングンと見えない所で根っこを伸ばしていくように充実感であふれてきます。まさしく心の成長です。よく遊び、よく寝て、よく食べるの応援をしていきましょう。
保育者も保護者も心を合わせて子どもの心の成長を静かに祈りつつ。

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聖句「父と母を敬いなさい」(エフェソの信徒への手紙6:2)

伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一

 皆さんは「親ばか」ですか?のっけからおかしなことを言うもんだとお思いでしょうが、親ばかはとても幸せなのです。まず子どもがいないと親にもなれませんし馬鹿にもなれません。子どもを与えて下さった神様に感謝です。私たち夫婦は「世界一の親ばか」を目指しています。「我が家の子どもたちは世界一です!」と、本気で心から思っています!これは別に他の子に「比べて」成績がいいとかスポーツが上手いとかいうことではありません。他の子どもとは関係なく、私たち夫婦に神様が託して下さった子どもたちは、何をしていてもどんな状態であったとしても「世界一」なのです。だからどこででも、誰にでも、「我が家の子どもたちは世界一!」と言うことが出来ます。どんな子どもでも自分の親は好きなのです。たとえだらしが無く、ピシッとしていないような父親でも(私のことです)、子どもたちは心から愛してくれます。それは親が無条件に子どもの存在を認め、肯定し、受け入れるからではないでしょうか。子どもにとって大切なのは親の存在であり、行動ではないのです。
 この親ばか、遺伝するのでしょうか?私は牧師ですから毎週日曜日の礼拝では聖書のお話しをしますし、週報には巻頭言という短い文章を書いたりします。毎週のことなのでそれらに対しての意見、評価をもらうことはあまり無いのですが、ほぼ毎週欠かさず「今日の説教良かったわよ」とか「今回の巻頭言教えられたわ」と言ってくれる女性の教会員がいます。その教会員とは私の母親です。母にとって私は牧師である以前に息子です。母にとっては息子が神様のために一生懸命働いていることが何よりも嬉しく、つい「よかったわよ」と声かけしたくなるのでしょう。ひいき目も多分に入っているのでしょうし、半分は親ばかでしょう。また母もクリスチャンですから、どんな子どもでも神様からの最高のプレゼントであることを信じているのです。そんな親ばかによって私は育てられましたし、いまも支えられています。だからこそ聖書が語る「父と母を敬いなさい」をしみじみと「そうしなきゃな〜」と思うこのごろです。

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生きるためのひとこと「ありがとう」

伊集院幼稚園教諭 麦野節子

幸せなことばですね。
妻から夫へ あなたのおかげだよ ありがとう
夫から妻へ あまえのおかげだよ ありがとう
父と母のありがとうを交わすぬくもりの中で子どもたちは幸せです。
いつの間にかありがとうを覚えてゆきます。
赤ちゃんが ありがとうと 首をこくん
2歳児が たどたどしく あ・り・が・と
幼児が はっきり ありがとう
とっても幸せな世界ですね。
他にもほめことば、ほほえみ、ゆるしの心
愛のあることばが毎日の生活にみちあふれていたらさらに豊かな世界になりますね。



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