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幼稚園だより(月報) 2013年4月


4月
今月の主題「うれしい出会い」

伊集院幼稚園主任教諭 麦野節子

 ご入園ご進級おめでとうございます。新しい年度の始まりです。なんだかわくわくしませんか。保護者の皆さん、お友だち、先生方との出会い、この一年間どうぞ宜しくお願い致します。
人は人と関わることですばらしい人間として成長してゆきます。この伊集院幼稚園の土台である聖書では、人と人とが互いに愛を持って関わることが人間にとって一番幸せな生き方であると教えています。子どもたちは礼拝の中で、月に一つずつ聖書の言葉を覚え、その中でも特に好きなのは、「互いに愛し合いなさい」です。他のお友だちの喜んでくれることをする、例えばもじもじしている子どもには、どうしたの、おしっこしたいのと尋ね、トイレに連れて行ってくれたり、泣いているとどうしたの、お母さんに会いたいのと優しく声をかけそばにいてくれます。転ぶと、大丈夫、先生のとこ一緒に行こうと事務室に連れて来て教えてくれたり、じーっと立っている子どもがいると、おいで、一緒にあそぼと誘ってくれたりと様々な子どもたちの優しい思いが行為となって表れています。「互いに愛し合いなさいをしているんだね、イエスさまもきっと喜んでいるね」と先生方に言われ、ますます張り切る子どもたちです。
今年も118名の子どもたちを、神さまは私たちの幼稚園に託して下さいました。そのかわいいお一人お一人の人格を大切にし、ありのままの姿からまず受けとめつつ、スタートしたいと思います。泣いてもいいのですよ、行かないとだだをこねてもいいのですよ、だってお母さんのことが世界で一番大好きなんですから…そのお母さんとの分離は親子共々引き裂かれるような悲しさがあるのが当然です。お母さん、心で泣いて顔は笑顔で大丈夫と言いつつしっかりと抱きしめて下さいね。バスの時はバスの先生にさっとわたして下さい。保護者送迎の方は、お子さんの様子を見ながらできるだけ早く先生におわたし下さい。お母さんはあとから泣いて下さいね。
四月の幼稚園はにぎやかです。泣く子ども、はしゃぐ子ども、走り回る子ども、初めての園生活という世界にどうしていいのか分からないのです。でも大丈夫ですよ、在園児さんたちがやさしく関わってくれますよ。少しずつ少しずつ慣れてきて、園生活が楽しくなってきます。それまで忍耐しつつ待ちましょう。お家に帰ってきたら、まずお帰りなさいと抱きしめて下さいね。いろんな方々との出会いを互いに喜び、この出会いを与えて下さった神さまに感謝しつつ、今年もどうぞ宜しくお願い致します。

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聖句「神は愛だからです」(ヨハネの手紙一4:8)

伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一

 幼稚園の一年が始まりました。期待と不安を胸に子どもたちが幼稚園にやってきます。迎える先生たちは子どもたちとの出会いに喜びでいっぱいです。新しい先生たちもいます。どんな一年になるのでしょう?心ワクワクさせながらスタートしましょう。伊集院幼稚園は教会の幼稚園です。聖書の教えを土台にして保育を行います。中でも大事にされるのは「神様が一人一人の子どもたちを愛しておられる」というメッセージです。幼稚園では毎週月曜日の朝に教会のチャペルで礼拝をします。そこで「神様はみんなのことが大好きなんだよ(愛しているんだよ)」というメッセージを聞きます。そんな神様に子どもたちは「ありがとう」の思いを賛美と祈りで表します。
 神様の愛とは無条件の愛、無償の愛です。何かが出来るからとか、役に立つからとかの条件がある訳ではありません。ただそこに存在するだけで神様は子どもたちを愛して下さいます。なぜなら「神は愛だからです」と聖書は語ります。神様は愛そのものなのです。存在そのものが愛である神様は、人を愛さずにはおれません。そしてその愛の対象は子どもだけではありません。子育てに悪戦苦闘、奮闘している大人たちにも向けられます。子どもがなかなか言う事を聞かないとき、疲れて落ち込むとき、「大丈夫だよ」と支えてくれる神様の愛があります。神様の愛は世界中のみんなを包み込む、大きな愛なのです。そしてこの愛につながれた者たちは、自然と互いに愛し合う事に導かれます。一方通行ではなく、「互いに」愛し合うのです。2013年度、子どもたちと共に、神様の大きな愛に包まれながら歩んで参りましょう。

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今月のさんびか

幼稚園で子どもたちが月々に歌うさんびかをご紹介します。どうぞご家庭でもお子さんとご一緒にさんびしてくださいね。

さんびか「ひとりひとりの」
ひとりひとりのなをよんで
あいしてくださる イエスさま
どんなにちいさな わたしでも
おぼえてくださる イエスさま


ある老人ホームで、ひとりひとりを“おじいちゃん”、“おばあちゃん”と呼んでいました。なんだか元気がありません。そこでお名前を呼ぶことにしました。
山田さん、早田さんという風に。すると表情が生き生きとし元気になりました。自分の名前を呼ばれるというのは、こんなにもうれしいことなのですね。イエスさまはひとりひとりに呼びかけておられますよ。



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