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幼稚園だより(月報) 2012年12月


12月
今月の主題「うれしいね なにができるかな」

伊集院幼稚園主任教諭 麦野節子

 黄金に輝くいちょうの葉っぱとたわむれて、子どもたちは日々元気に喜々として遊んでいます。何もかもが嬉しくてたまらない子どもたち、幸せな時期だなぁと思うと共に、この背後には、ご家族の皆さん方の愛がいっぱいあるからだろうなと思います。
 伊集院幼稚園の子どもたちは、クリスマスはイエスさまのお誕生をお祝いする日であり、世間一般のサンタさん、クリスマスケーキ、プレゼントがクリスマスではないことを知っています。クリスマスは神さまが愛する独り子イエスさまを我々にプレゼントして下さった喜びの日、それがとても嬉しいから、我々も人に喜ばれることをしましょうがクリスマスプレゼントの始まりです。今子どもたちは、お父さんお母さんにステキなプレゼントを作っています。子どもたちが“なにができるかな”を実践しようとする時、大人の手助けが必要になります。よろこビン一つにしてもお家の方々の協力がなければ貯めていくことができません。それぞれのご家庭でどんな話し合いがなされ、貯めておられることでしょうか。自分の今できることで他者に喜びを与えることの実践は子どもたちの心の中に、他者を思いやるやさしさを育ててくれることでしょう。子どもたちにとっての他者とは誰でしょう。よろこビンで貯める、飢餓の人々、苦しんでいる人々、身近に支えて下さっている働き人、新聞配達、郵便配達、宅急便の方々、近隣の一人暮らしの人、かわいがって下さる祖父母でしょうか。子どもたちは何ができるでしょう。折り紙で何か作ること、お母さんとクッキーを焼くこと、肩をたたいてあげること、訪問することなどでしょうか。
 “うれしいね なにができるかな“で子どもたちが今わくわくしているのはページェントです。私も誕生会の教師劇にたまに出ますが、変身することって意外にもおもしろいものです。セリフを覚えるのは大変でしたが・・・。特に年長の男の子は四役あり次々とこなしてゆきます。たくさんあるセリフもよく覚えています。年長の女の子はマリアと天使です。さすが年長、やってのけます。年中の男の子は宿屋さん、宿屋から出てくるタイミングにドキドキしながらがんばっています。年中の女の子はお星さま、かわいいお遊戯をお楽しみに。年少さん、ピンク帽子さんは羊さん、年長男の子の羊飼いさんの言うことをよく聞いてついてゆきます。たった 一つのセリフをどうしても覚えられず、本番はどうでしょうか、お楽しみに!
 宝のような我が子の存在、我々大人はどんな“うれしいね なにができるかな”ができるのでしょうか。それはまず我が子を与えられたこと、このように成長していることを神さまに感謝し、夫婦で仲良く子育てすることではないかと思います。もうすぐ新しい年、一年を感謝しつつ新しい年をありがとうの思いで踏み出したいものです。

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聖句「神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された」

伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一

 クリスマスおめでとうございます。街の飾りもすっかりクリスマスになり、世の中クリスマス一色です。お店に行けばクリスマスソングが聴かれ心もウキウキしてきます。子どもたちにとってクリスマスの楽しみと言えばサンタさんがもってくるプレゼントでしょう。「今年は来るかな?来ないかな?」と小さな心をドキドキさせながら待っています。我が家でも子どもたちが小さい頃、プレゼントを楽しみにするあまり、「ボク今年はグローブが良い」「ボクはローラーブレードをお願いするんだ!」と少し要求がエスカレートしたことがありました。そこで彼らに聞いてみました。「ねえ、クリスマスって誰の誕生日だっけ?」「イエス様(声を揃えて)」「そうだよね。じゃあ、誕生日にプレゼントをもらうのは誰かな?」「お誕生日の人(少し困りながら)」「だったらイエス様の誕生日に君たちがあれが欲しい、これが欲しい、って言うのはおかしくない?むしろイエス様にプレゼントしなきゃいけないんじゃないの?」子どもたちは父親の言うことを理解したのか、それ以上プレゼント要求をしなくなりました。
 誰でもプレゼントをもらうのは嬉しいものです。品物自体も嬉しいのですが、誰かが自分のために時間を割いてプレゼントを「選んで」「贈って」くれたという事実こそが嬉しさの源ではないでしょうか。そこには贈る人のハートが込められているからです。神様は2000年前の冬の日、最高のプレゼントを人々に贈られました。それはこの世に生きる全ての人が必要としていたものでした。そのことを神様はご存知で、わざわざ「選んで」「贈って」下さったのです。そのプレゼントこそ救い主イエス・キリストです。このプレゼントは全ての人に贈られたものですが、特に小さくされている人たちへの希望となりました。それは今も変わりません。いま苦しみの中にいる人、迷っている人、明日への希望が見えない人、そんな人のところで希望の光となって「ここに救いがあるよ」と招いて下さるお方。それがイエス・キリストです。全ての人に、「メリークリスマス!」

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子どものさんびといのり

幼稚園で子どもたちが月々に歌うさんびかと祈りをご紹介します。
どうぞご家庭でもさんびし、子どもと共にお祈りして下さい。

さんびか「うれしいクリスマス」
  うれしいクリスマス たのしいクリスマス
  みんなでうたいましょう
  うれしいクリスマス たのしいクリスマス
  みんなでいわいましょう
  かざりましょう きれいに
  うたいましょう クリスマスキャロル
  おどりましょう すてきに
  ならしましょう ジングルジングルベル
  うれしいクリスマス たのしいクリスマス
  みんなでうたいましょう
  うれしいクリスマス たのしいクリスマス
  みんなでいっしょに うたいましょう
  クリスマスのうたを

    ※ページェントの最後に全員で踊りながら歌います

さんびか「うれしいうれしいクリスマス」
  うれしい うれしい クリスマス
  かんかんかんかん かねのおと
  こどものすきな イエスさまの
  おうまれなさった このよい日
  うれしい うれしい クリスマス
  かんかんかんかん かねのおと

    ※輪唱ができます。お家でも歌ってみましょう

      いのり
かみさま
みんながじょうずにできますように
はやくちになりませんように
- ページェントの前の日に -



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