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幼稚園だより(月報) 2012年11月


11月
今月の主題「みつけた みつけた」

伊集院幼稚園主任教諭 麦野節子

(みつけたみつけた)
子どもたちのあそびの中に関わる力の備わっていることを
私も入れて。うんいいよ。私と一緒に座ろう。ごめんね、もう約束したの、あしたね
(みつけたみつけた)
あの子困っているよ、助けてあげようの思いと行動力を
園児服をうまく着れない年少さんにそっと手伝ったり、ハミガキの仕方を教えてくれる年長さん
(みつけたみつけた)
お外であそぶたのしさを
ブランコ、木のブランコ、木登り、なわとび、泥だんご作り
泥だんご作る人は裸足になってー。こうして水を入れて、こねて、あそこの白砂かけて年長年中年少入り乱れて互いに教え合い遊んでいます。
(みつけたみつけた)
自分が出来るようになったよろこびを
先生みてみて、たいこばし渡れるよ。なわとびとべるよ。ボール百回つけるよ。認められうれしくてさらに上を目指す子どもたち
(みつけたみつけた)
福島の子どもたちのものすごい心の成長を
放射線による汚染で外あそびも十分にできず、様々な困難にあい、日々放射線におびえていた子どもたち。たくさんの方々の支援を受けて、人々の愛とやさしさと心にめぐり合うことができました。今では「ありがたいね」が流行語となりました。震災で失ったものはたくさんあります。学んだこと、得たこともあります。喜びや愛情、元気、力、勇気、パワーをしっかりため込み、今度は誰かのためにこの力を使っていきたいと思っています。
(みつけたみつけた)
子どもたちのもえるいのちの輝きの中に我々大人がいっぱい励ましと生きる力とよろこびを与えられていることを
幼稚園という世界の中で今日も老いも若きも人が共にいることを互いに喜びあい、幸せな思いで過ごしています。ありがたいことですね。

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聖句「隣人を自分のように愛しなさい」

伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一

 みなさん、ご近所付き合いはされていますか?鹿児島は他の地域に比べて地域の結びつきが強いところですね。高齢者から赤ちゃんまで、同じ地域で生活を共にする者同士が、助け合って生きています。道で会う人には大概あいさつをします。たとえ見知らぬ者同士でも「こんにちは」と声を掛け合います。挨拶をするたびにとてもよい気持ちになります。これは都会ではなかなか見られない光景です。しかし中には「やっかいな」ご近所さんもいるでしょう。みんながみんな気持ちのよい人ばかりではありません。こちらのすることを監視したり詮索したり、口出しまでしたり。つきあうのに神経を使う相手もいます。時に国同士も「厄介な隣人」になります。今の我が国もそんな状態です。領土問題を巡って北と西の国々と主張のぶつけ合いをしています。少し機嫌を損ねると、すぐに相手は反論してきます。口だけではありません。時には実力行使で抗議をしてきます。そんな相手との付き合いには気を使います。
 なぜそんなことになるのでしょう?それは相手のことが分からないからです。それまでの付き合いで理解しているつもりではあっても、自分の生活が日々変化していくように、相手の状況だって変わります。ましてや気分は日替わり弁当です。もし人付き合いをする時に「自分」を基準にして物事を捉え、自分がこう考えるのだから相手もこう考える「はず」だという前提でいたら、いつまでたってもその関係はぎくしゃくしたままでしょう。隣人と自分を区別してそれぞれに対象化しているうちは、関係は変わりません。そんなとき、ちょっと頭をクールにして「自分は相手にとっては隣人なのだ」ということを言い聞かせるのです。ひょっとしたら相手(隣人)もわたし(自分)のことが分からないのかもしれません。つまり「隣人を自分のように愛する」のは一見別々のように思えますが、実は同じことなのかもしれません。全ての者のために罪を担って十字架につかれた救い主イエス・キリストが私たちの真ん中に立っておられることを信じて、まずは「こんにちは」から始めるのが良いのでしょうね。

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子どものさんびといのり

幼稚園で子どもたちが月々に歌うさんびかと祈りをご紹介します。
どうぞご家庭でもさんびし、子どもと共にお祈りして下さい。

さんびか「ありがとう」
   1.あかいりんご きいろのバナナ
     みどりのメロン むらさきぶどう
     かみさま おいしい くだものありがとう
   2.あかいトマト きいろのコーン
     みどりのピーマン むらさきなすび
     かみさま おいしい やさいをありがとう


さんびか「お山のかんしゃさい」
  1.お山のうさぎが申します
    かみさまキャベツ ありがとう
  2.お山のリスが申します
    かみさまくるみ ありがとう
  3.お山のことりが申します
    かみさまこのみ ありがとう
  4.お山のみんなが申します
    かみさまみんな ありがとう


      いのり
てんのかみさま
おやさいやくだものありがとうございます
たべるものがなくて
こまっているおともだちのことも
おまもりください アーメン



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