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幼稚園だより(月報) 2012年7月


7月
今月の主題「きもちいいな」

伊集院幼稚園主任教諭 麦野節子

 子どもたちが、“きもちいいな”と思うのはどんな時でしょうか。園生活の中であちこちで見られます。
トランポリンに4人でのってジャンプ、ジャンプ、高く跳び上がってきもちいい!うまいね、上手になったねと先生にほめられてなおきもちいい!
ブランコにのって、びゅんびゅんこいで足が木につきそう、なんてきもちいい!となりでお友だちも競争してなおきもちいい!
泥んこの中に入ってぴちゃぴちゃはねてきもちいい!お友だちと泥んこをかけあってきもちいい!
こんな時は、心が自由に解放されて自分のやりたいことをやりたいだけ仲間とやっている時です。こうしてみると、子ども時代って本当に幸せな時ですね。こんな“きもちいいな”の体験をいっぱいさせてあげたいものです。
今、孫が3人(6才・4才・3才)来ており、母子関係を見ているとおもしろくつくづくお母さんほどよいものはないのだなぁと思います。ちょっと母の姿が見えないと「マミーは、マミーは」と探し、見つけると飛びついてにっこり笑います。叱られると「マミー」と泣き、けがをすると「マミー」と呼び、何でも「マミーマミー」です。お母さんが居なかったらどうなるのだろうと思います。お母さんの胸の中こそ、“きもちいいな”の場所でしょう。
子どもが甘えて、ひざに座ったり、抱かれたり、おんぶされたりしてきた時には、思いきりその要求を受け入れて下さいね。お母さんは最高の存在なのですから。その満足があるから、幼稚園という世界に一人で来ることができるのです。
我々大人の“きもちいいな”の安堵の場所はどこでしょうか。それは神さまのふところではないかと思います。神さまは私たちが様々なことに悩み、苦しみ、思い煩うとき、それらを全てご存知で「私にゆだねなさい」と呼びかけておられます。そのふところの中に「神さまこんな私ですがよろしくお願いします」と飛び込んでいく時、安堵し幸せな思いになるのではないでしょうか。
皆様方の子育てが神さまに守られ祝されますように祈っています。

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聖句「成長させて下さったのは神です」(コリントの信徒への手紙一3:6)

伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一

 子どもの成長は親にとって何よりの願いです。最初の子どもがまだ赤ちゃんだった頃、初めて高熱を出せば焦り、泣き叫び続ければ焦り、少し大きくなったら「オムツはいつ取れるのだろう?おねしょはいつになったらしなくなるのだろう?」などなど、親にとっても初めての事ばかりで、小さなことで悩み、心配していたことを思い出します。しかしそんな親の思いをよそに、長男は彼なりのスピードでどんどん成長していきました。次男、三男の時はそれを経験として知っていますから、長男の時よりも「ゆとり」をもって子育てが出来たように思います。
そうなのです!子育てをしていて成長するのは、実は子どもだけでなくて親もなのです。子どもの成長とともに、親も成長している、この事実は神様が人間に与えられた恵みであると思います。人とは常に変化していく生き物です。生きていく中で新しい出来事に出会います。最初は戸惑います。そして悩みます、その出来事を受け入れるかどうか。受け入れないことを決断するということは、「自分は変わらない」ということを決断するということです。そこには成長はありません。新しいことを受け入れる時には「自分は変わる」ということを決断します。この「変わる」という決断にこそ成長の秘密があると思うのです。そして子育て、もっと言えば結婚生活においては「変わらざるを得ない」状況がいやでも迫ってきます。結婚しても独身時代のライフスタイルを貫いていたら夫婦関係は難しくなるでしょう。子どもが与えられたのに自由気侭な自分中心の生活を送っていたら子どもとの関係は成熟していかないでしょう。一見、自由のない窮屈な生活になってしまうかのようですが、「変わる」ことを受け入れて進む生活にこそ成長があります。そしてそこには「夫婦ともに」「子どもと共に」生きる新しい生活があります。そして家族で成長することこそ、神が与えてくださる人生の醍醐味ですし、祝福なのです。

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子どものさんびといのり

幼稚園で子どもたちが月々に歌うさんびかと祈りをご紹介します。
どうぞご家庭でもさんびし、子どもと共にお祈りして下さい。

さんびか「やさしい目が」
やさしい目が きよらかな目が
きょうもわたしを みていてくださる
まっすぐに歩きなさいと みていてくださる

大きな手が あたたかい手が
きょうもわたしを ささえて下さる
はなれずに歩きなさいと ささえてくださる

かぎりのない ひろいこころが
きょうもわたしを まもってくださる
やすらかに歩きなさいと まもってくださる


さんびか「ぼくの心の中が」
1.ぼくのこころのなかが いつもあかるいように 
  ハレルヤ イエスさま
  ぼくによろこび よろこびをください
  ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ うたおう
  ハレルヤ ハレルヤ ハレルヤ アーメン
2.わたしのこころのなかが いつもやさしいように
  ハレルヤ イエスさま
  あいのこころを あいのこころください
3.みんなのこころのなかが いつもたのしいように
  ハレルヤ イエスさま
  みんなといっしょに いつもいてください


      いのり
かみさま 雨やおひさまをありがとうございます。
おそとであそべないおともだちのこともおまもりください。



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