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幼稚園だより(月報) 2012年5月


5月
今月の主題「やってみようかな」

伊集院幼稚園主任教諭 麦野節子

 よろしくねの思いで、お互いに確認し合い、共に遊び共に生活しつつやっと一ヶ月経ちました。
心の支えは、まず担任で、担任から受容され認められて、他の子どもと安定して遊べる子どもと、担任がいないと不安で泣き、担任のエプロンの裾を握って一緒に遊んでいる子どもたちもいます。
5月になると、一ヶ月の生活経験から、園生活が分かってきて、自分から動き始めようとします。あれも、これも、やってみようかなが始まります。毎年繰り返されるのがだんご虫取りです。どこに住んでいるのかよく知っていて、一人で黙々と探していたり、友だち同士おしゃべりしながら取っていたり、とても楽しんでいます。
お部屋では、在園児さんがブロックで様々なものを作っています。新入園児さんはもっぱら粘土あそびとお絵かきです。他の子どもたちのやっていることをじっと見ながら、自分なりに粘土あそびに取り組んでいます。
外では、すべり台の楽しさを知り、ブランコで立ちこぎして一人でこげるようになったり、ジャングルジムのてっぺんに登って、ヤッホーとさけんだり太鼓橋に登って怖くなり助けてと泣きだす子どももいたり、クラスの垣根を超えて、かくれんぼや砂あそびを楽しんだりと様々なやってみようかなが見られます。子どもたちがこのように園生活の中で「やってみようかな」と心動かせるのは、背後にお母さんの力があるからですよ。
私のお母さんは、私を見守ってくれている、応援してくれている、今も思ってくれているという強い信頼と安心の心があるからです。子どもたちがさらに信頼と安心の思いを深めるために、次の三つのことをがんばって下さい。
①スキンシップをいっぱいしましょう
 抱きしめる、抱っこする、おんぶする、頭・手・背中をなぜる
②子どもの目をしっかりと見つめて話しかけたり、お話を聞いたりしましょう
③やさしい言葉かけをリズムよく行いましょう
ありがとう、うれしいわ、がんばってるのね、次はどこまでできるのかなたのしみだな
5月の子どもたちの成長が楽しみです。お母さんも日々の生活、子育て楽しんでいますか、お互いにがんばりましょう。

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聖句「互いに愛し合いなさい」(ヨハネによる福音書15:12)

伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一

 「生きる」って何でしょう?人は何のために生きるのでしょうか?例えばあなたが大きな病気になったとして、回復までは長い時間がかかるとします。その時にいくつか選択肢があるでしょう。「もういいや」とあきらめる。「絶対治してやる!」とがんばる。ではがんばるを選んだ場合、何のためにがんばるのでしょう?誰のためにがんばるのでしょう?もしあなたが天涯孤独、家族も友人もいない人生を送っていたとしたら、病気を治したいと思うでしょうか?恐らく病気を治すためのモチベーションは低いでしょうし、あきらめの気持ちが先に立つのではないでしょうか?でも、もし誰か一人でも「がんばって!生きて!」と言ってくれる人がいたらどうでしょう?俄然がんばる気持ちがわいて来ます。この人のために生きよう、がんばって治してやろう、という気持ちになり長い治療にも向き合えるのだと思います。そうなのです。私たちは一人では生きていけないのです。一人では生きていこうという気力も、病に向き合おうというがんばりも、果てはご飯を食べようという気持ちさえわいて来ません。やっぱり「あの人」がいるからがんばれる、「あの人」の為にがんばろう、とするのではないでしょうか。保護者の皆さんにとっては子どもがそんな存在でしょう。「この子のために」という思いをいつも持っていると思います。それは親として自然な感情ですし、大切な部分です。それがないと子どもは生きていけませんから。しかしある学者はこのように言っています。「親は我が子を愛していると思っているが、実は愛しているのは子どもの方なのだ。子どもこそ親を愛しているのだ。」実は私たちが子育てを続けられるのは、子どもが私たちを必要とし、愛してくれているからなのです。そのことに気づかされる時、少し肩の力が抜けて来ます。「がんばらねば!」から「がんばろう」に変わっていきます。そして誰より私たちを愛し見守ってくださるイエス様が言われます。「互いに愛し合いなさい」と。

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子どものさんびといのり

幼稚園で子どもたちが月々に歌うさんびかと祈りをご紹介します。
どうぞご家庭でもさんびし、子どもと共にお祈りして下さい。

さんびか「お母さん大好き」
おかあさんだいすき
おかあさんだいすき
かみさまありがとう
おかあさんをくださって


さんびか「ひとりひとりの」
しゅイエスとともに
あるきましょう どこまでも
しゅイエスとともに
あるきましょう いつも
うれしいときも かなしいときも
あるきましょう どこまでも
うれしいときも かなしいときも
あるきましょう いつも


      いのり
かみさま ○○ちゃんのびょうきがなおって
あした ようちえんに こられますように。



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