トップページ > 幼稚園だより > 2012年4月

幼稚園だより(月報) 2012年4月


4月
今月の主題「よろしくね」

伊集院幼稚園主任教諭 麦野節子

 ご入園ご進級おめでとうございます。
新しい年度もどうぞ宜しくお願い致します。新入園児にとっては新しい生活に、進級児にとってはお兄さんお姉さんになった喜びにきっと心はずませていることでしょう。とはいえ、初めての入園の方々は母子共に不安や心配を抱えていることでしょう。特にお母様方は、泣かないかしら、登園を嫌がらないかしら、遊べるかしら、お友だちはできるかしらと心配しておられることでしょう。
登園を嫌がる時には、その子どもの言っている言葉をオウム返しするように繰り返してあげて下さい。「行きたくない、ママがいい」と言ったら「行きたくないのね、ママがいいのね」と。それだけで受け入れられた、自分の気持ちを分かってくれたと思い落ち着きます。
ママ、ママと泣いても、不安に思ったり心配する必要はありません。大丈夫、大丈夫とどっしりと構えて下さい。泣くことは決して恥ずかしいことではなく、その子どもの感情の発散であり、そのことによって耐えることができるのですから、初めての母子分離の時、泣くのは当然と思って下さい。ママ、ママと泣くのはこの時期だけです。私はこんなに我が子に愛されているのだと幸せに思って下さい。大丈夫、ママは待っているよとぎゅっと抱きしめ、バスの先生や園の先生にさっとお渡し下さい。
幼稚園の各クラスには、今年の卒園生からのかわいい赤ちゃん人形が待っています。子どもたちが、自分の居場所として早く馴染めるようにお部屋の中も整えて待っています。園庭では、砂場、ブランコ、すべり台、ジェットジープ、スケーター他思い切り体を動かして遊べる遊具が待っています。
在園児の年長さん年中さんが、やさしく関わってくれます。いろいろ教えてくれます。そのことによってお兄さんお姉さんとしての喜びや自信へとなってゆきます。
4月10日の始園式で載帽式があり、一つ上の段階の帽子をかぶる時の子どもたちの誇らしげな喜びの表情に大人の我々の方がびっくりする程です。子どもと子どもの世界、本当に素晴らしいと思います。子どもは本当にやさしいです。互いにありのままを受けとめあい、我慢し、許し合い、次へと進んでゆきます。我々保育者は、子どもたちのありのままを受け入れ、子ども同士のよき仲保者として温かく向き合ってゆきたいと思っています。どうぞ宜しくお願い致します。

line

聖句「神は愛だからです」(ヨハネの手紙一4:8)

伊集院キリスト教会 牧師 麦野達一

 幼稚園の一年が始まりました。帽子の色も変わって一つ大きくなった在園児さん。初めての幼稚園でドキドキ顔の新入園児さん。幼稚園の春はドキドキとワクワク、それに泣き声のハーモニーで始まります。それを迎える先生たち。一人一人の子どもたちとの出会いを楽しみに準備をしてきました。子どもたちが笑顔でたくさん楽しめるように。時にはけんかや争いがあったとしても、それも成長の糧として生かせるように心と体いっぱいで子どもたちを受け止めます。でも子どもたちを待っているのは先生たちだけではありません。イエス様が待っています。伊集院幼稚園は教会の幼稚園です。この教会はキリスト教会。イエス・キリストを主と信じる人たちが集まるところです。子どもたちも大好きなイエス様は、愛って何なのかを人間にも分かるように神様が送ってくださった方です。イエス様は世の中で小さくされている人々のところにあえて近寄っていき、一緒に過ごしました。世の中にはびこる不正や不条理に対しては真っ正面から「おかしい!」と言いました。イエス様は常に弱さを抱える人のそばにいたのです。その昔、西洋からやってきた宣教師たちは、日本語に「Love」という言葉がなかったので、「お大切」と訳しました。そうなのです。愛するということは大切にするということです。神様は人を大切にするあまり、その一人子であるイエス様を送ってくださったのです。そしてイエス様はやはり人を大切にするあまり、徹底的に弱者の味方になり、世の権力者から疎まれ、十字架にかけられてしまいました。これが愛なのだ、と聖書は語ります。イエス様の愛はいつも具体的です。大切だから、放っておけないからイエス様は人に関わります。伊集院幼稚園はそんな方の教えを大事にする幼稚園です。幼稚園で過ごす一人一人がイエス様のように、愛し合えたら、お互いを大切に出来たら、一日一日はきっとすばらしいものになるに違いありません。これから一緒にその日々を歩みましょう。神は愛だからです!

line

子どものさんびといのり

幼稚園で子どもたちが月々に歌うさんびかと祈りをご紹介します。
どうぞご家庭でもさんびし、子どもと共にお祈りして下さい。

さんびか「小さいおてて」
小さいおててを くみあわせ
こうしておいのり いたしましょう
かみさまよいこに してください


さんびか「ひとりひとりの」
ひとりひとりのなをよんで
あいしてくださる イエスさま
どんなにちいさな わたしでも
おぼえてくださる イエスさま


      いのり
かみさま あたらしいおともだちができて
うれしいです ありがとうございます
このおいのりを イエスさまの御名によって
おささげいたします アーメン



このページのトップへ
  • コンテンツ
  • 幼稚園ニュース
  • 幼稚園だより
  • 伊集院幼稚園について
  • 幼稚園の概要・特色
  • 保育方針・目標
  • 幼稚園のあゆみ
  • 日々の保育と行事
  • 幼稚園の一日
  • 年間行事
  • 入園案内
  • 子育て支援
  • 放課後児童クラブ
  • 教会のご案内
  • トップページへ